電源は,直流12Vで受信機とLEDユニットが動くようにしましたので,車用のバッテリーが使えます.計算上は一度充電すれば数日間は使用可能のはずです.あくまで計算上ですけど.
また,無線ですので,電波の障害物が無ければ球場のどこからでも操作が可能です.バックネット裏と外野の二ヶ所にBSO掲示板の設置が可能となりました.ただ,送受信機の両方のアンテナの向きを検討する必要があります.詳しくはOMRON社の取り扱い説明書をご覧下さい.障害物が無ければ300mまでOKとのことです.
実際に,2015年11月21日(土)に大芝公園野球場で開催されました「西友クラブ40周年大会」にてレフト側に設置して運用を行いました.一つの球場で2試合を同時に行うためセンター側には設置ができませんでしたので.その時の写真は下記のとおりです.
可視性は問題無しでした.\(^o^)/ 充分に使えます.
製作費は全部をまだきちんとまとめていませんが,細々したものも含めると10万円位はかかったと思います.人件費は含めていませんので,そこまで考えると市販のものは妥当な価格と思います.
以上で,BSO掲示板の作製はひとまず終わりたいと思います.
BSO掲示板の作製に関して何か質問等がございましたら,HPの上端の「お問い合わせ」よりお問い合わせ下さい.このHPの情報が,お子さんとのコミュニケーションにおいて何かお役に立つことがあれれば幸いです.
BSO掲示板の作製は一区切りついていましたが・・・・・.
これまで送信機の電源は,乾電池で12Vになるようにして供給していました.がしかし,使用時間が長くなると送信機から信号を送れない現象が現れました.原因は電池の電圧が低下して送信機が機能しなくなるものでした.この場合,電池を新品に交換すれば良いのですが,一般の100V交流電源が取れる場所では,100Vで利用できるように出来れは,電池の心配がなくなります.そこで交流電源を利用できるように変更しました.
具体的には,電池と100Vの両方が使え,100Vが優先的に利用される仕組みです.
まず,AC-DC電源と部品類の購入.毎度のことですが,秋葉原の秋月電子のHPにて発注.12Vリレー,ターミナルブロック,スペーサー,ユニバーサル基盤,DCジャック,AC-DCアダプターなど2000円ほどで入手しました.
これらの部品をハンダで配線.以前に比べて慣れたとは言え,専門家が見たら酷い作りだと思います. 100V側から入力がある時には,100V側から供給され,100V側からの入力がない場合には,電池から供給されるように,リレーを配線してあります.
ケースに100VからのDCジャックを取付けるとこんな感じに.なかなかの出来だと私は思います.
以上で出来上がりです.真夜中の作業でした. 茂父
2016年8月に不具合が発生.One Outの一個目の赤LEDの光の強さが弱くなるという現象です.
点灯はしているが,光が弱く(輝度が低く)光っているように見えない状況です.
BSO掲示板機器一式を自宅に持ち帰って点検を行う.半田のチェックなど色々試みたが原因が分からず.ただ,赤の1個目の回路を手で押すなどすると輝度が強くなることが分かる.半田をやり直すが回復せず.
何度もチェックした結果,部品のリレー(黒い部品)を刺激すると回復することが分かる.リレー部品の故障のようです.
この部品の故障が原因.
早速,秋月電子部品で注文しようと試みたが,お盆休みで入手に時間を要することが分かる.そこで部品箱の中を探すと,以前,送信機の電源を電池だけでなくAC-DCから電源を供給するように改良した時に購入した2回路のリレーが見つる.そこで,この部品で代用することに.
回路図を描いて半田作業へ.慣れない作業で気が遠くなる.
美しくはないが何とか半田作業を終える.
点灯試験をしたところ,全く問題なく点灯することを確認.作業終了.他人が作った機器だったら原因を解明することが難しかったと思います.と言うことで,参考までに記録として残しておきます.
2016年8月11日 茂父